福岡がグローバル創業・雇用創出特区となった意義

①創業・雇用創出特区とは


2014年5月に福岡市は、アベノミクス第三の矢である成長戦略のきもである「国家戦略特区」に指定されました。国家戦略特区の中身が「グローバル創業・雇用創出特区」なのです。これは、福岡の開業率の高さ、国際的な会議の件数の多さ、住みやすいと言われる生活環境等の福岡の持つ優れた長所を活かし、創業支援とMICE誘致を軸として、開業率の向上、イノベーションの推進新たなビジネス展開、そして雇用の創出をこの福岡という都市から生み出していくというものなのです。

 

②創業・スタートアップの意義


福岡はアベノミクスの要として「創業・雇用創出特区」に指定されましたが、どうして創業・スタートアップがこの日本にとって重要なテーマなのでしょうか。それは、新しく創業した若い会社こそが雇用を生み出しているからなのです。開業3年以下の若い事業所数は8.5%にすぎませんが、雇用に関しては、全体の40%にあたる371万人の雇用を創出しているのです。(2011年中小企業白書によるデータ)

したがって、この雇用創出をさらに高めていく突破口としての使命を福岡が担ったと言えるでしょう。福岡市はこの使命を担い、これから実現することで、就職のために東京、大阪に向かっていた福岡の学生にとっても、地元である福岡で就職するという選択肢が拡大します。

 

③既存の会社の第二創業


スタートアップは創業ということに加えて、既存の会社が新しい事業に挑戦するという意味もあります。自社製品に新しい付加価値をつけることで、大きく成長するケースもあります。携帯電話の会社が「ガラケー」から「スマホ」に進化させたのは、その顕著な例です。長い期間においてビジネスを継続させている会社は、時代の変化やニーズに合わせ商品・サービスを進化させ、新しいものを生み出しています。

 

④福岡は創業を応援する都市


福岡市は、2000年にインキュベーション施設の開設を皮切りに、創業に対する支援を開始して、地元福岡の経営者たちが新たに会社設立するような創業者を応援する創業者応援団事業等、いろいろな創業支援の活動を行ってきました。「創業・雇用創出特区」に指定されたことで、従来の「福岡市」だけの力では取り組めなかった規制・税制の改革に関して、他の都市の先陣を切ることが可能となりました。

福岡市独自の創業支援も継続中です。「特区プロジェクト」として融資制度、奨学金を確立させ、起業家が学校を訪ね、挑戦することや起業することの魅力を伝えるという活動も行っています。福岡市は新しい価値を生み続ける都市・福岡に変化していくために、特区の規制・税制改革に加え、福岡市の施策、国の施策を「政策パッケージ」にして、創業を協力に応援する環境を創っていこうとしています。

 

⑤挑戦し続ける福岡


以下は、福岡市行政の見解です。

『これまでにない新しい価値や製品、サービスが生まれ、グローバルなマーケットにチャレンジしていく、そんな夢を描ける場所が今、日本のどこかに必要です。福岡市こそがその場所だと思っていますし、そうなることが特区として選ばれた福岡市の果たすべき大きな役割だと考えています。福岡市はこの責任の重さをしっかりと受け止め、「福岡市の成功モデルを全国に広げ、日本の成長につなげる」という決意をもって「グローバル創業・雇用創出特区を推進していきます。』

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