ヒト中心の会社とモノ中心の会社

■会社形態の分類には、ヒト中心の会社とモノ中心の会社という考え方があります。これは、会社の対外的な信用力が何によって成り立っているのかを判断する分類方法です。

 

①ヒト中心の会社


合名会社や合資会社には、必ず無限責任の社員が存在します。出資者イコール経営者であり、会社の「所有と経営」は一体化しています。会社の所有する財産、対外的な信用は、社員の個人的な財産、信用と一体となっていると考えられます。そのため、合名会社、合資会社は「ヒト中心の会社」といえます。ヒト中心の会社は、社員同士の人的つながりによって成立していますので、社員相互の信頼関係が非常に大切です。ヒト中心の会社において、社員の入れ替えがあると、会社に対する信用やビジネス基盤が損なわれることにつながります。

 

②モノ中心の会社


株式会社の社員(出資者・株主)は、有限責任です。会社の所有する財産や対外的な信用は、社員の個人的な財産や信用とは分離されています。個人は分離されたモノ(資本)によって成立しているので、株式会社は「モノ中心の会社」といわれます。モノ中心の会社は会社の所有権となる株式を売買することもでき、株式を発行して資金調達も可能です。モノ中心の会社は、会社に財産を保有している限り、人が入れ替わっても、対外的な信用やビジネスの基盤が損なわれることもなく、会社を時速させることが可能です。

 

③合同会社はヒト中心だが有限責任


合同会社は、合名会社、合資会社と同様に所有と経営が一体の会社形態ですが、社員は有限責任です。所有と経営が一体という部分では「ヒト中心の会社」ですが、株式会社と同様に有限責任であるという部分では、「モノ中心の会社」ともいえます。合同会社は、「ヒト中心の会社」とモノ中心の会社」の両面を持ちつつ、そのどちらでもない会社形態なのです。

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