会社の法定労働時間と所定労働時間

■労働時閣の基礎知識

○労働時間とは何か
会社の指揮命令下におかれている時間のことです。「休憩時聞を除いた実労働時間」を意味します。つまり労働契約で始業時刻と終業時刻を定めたとしても、それを超えて労働したら、その分もすべて労働時間です。たとえば朝礼のために30分早く出社するよう指示をすれば、その30分も労働時間であり、賃金の支払いが必要になります。

○法定労働時間とは何か
法律では、会社は1日8時間、1週40時間を超えて労働させることはできないと規定します。この時間を「法定労働時間」といいます。

○所定労働時間とは何か
会社が労働契約や就業規則等で独自に定めた始業時刻から終業時刻までの時聞から、休憩時聞を除いた時聞を「所定労働時間」といいます。原則として法定労働時間を超えることは認められません。

○労働時聞管理は義務
会社は、従業員の労働時間を適切に把握する義務があります。管理の実態なく、残業代の未払いなどでトラブルになったら、従業員の主張に基づき残業代を支払うことにもなりかねません。

■休憩時聞

○休憩時閣の基本的な考え方
労働時聞が6時間を超え8時間以内の場合は少なくとも45分、8時間を超える場合には少なくとも1時間の休憩を与えなければなりません。また休憩時間には、次の3つの原則があります。
①労働時間の途中に与えなければならない
②従業員に一斉に与えなければならない(例外あり)
③自由に利用させなければならない
昨今の会社はこの辺りをおろそかにしているところも多く社会的に問題となっています。

○労働からの完全解放
休憩時聞は自由に利用させなくてはならないので、たとえば休憩中であっても電話を取らなくてはならない、来客があれば対応しなければならないような状態は休憩時間とはいえません。つまり休憩時間とは労働から完全に解放された状態でなければならないのです。

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